暮植譚~クレウエタン はてな支部

暮植譚~クレウエタン 暮らしに植わる言説 https://kureuetan.com のサブブログです。こちらは雑記メインで書き綴ります。

GW前に!旅先で持ち物を盗まれて困らないために事前にできる対策

f:id:kureuetan:20170428201028j:plain

今週のお題ゴールデンウィーク2017」

日本はいよいよゴールデンウィーク。国内・海外へ旅行を計画している人もたくさんいらっしゃることでしょう。

旅先で気になるのが、盗難です。私の住むスペインは盗難天国ですから、毎日多くの旅行者がその被害に遭っています。最近は日本でもスリの被害がちらほら増えてきたとも聞きます。現地に住み、普段からスリの警戒を怠らない私ですら、少し気を抜いた時にやられてたーということが何度かありました。

今回は、万一旅先で盗難に遭った際に、まず行動するべきことを紹介します。さらに、盗まれたものが手元に戻ってくる可能性を少しでも増やすために事前にできる対策も伝授いたします。

ヤバイ、盗まれた!その時にまずすべきこと

クレジットカード会社と銀行に片っ端から電話する

持ち物を盗まれたらまずは警察に行くのが先決ですが、その道すがらできることがあります。

一番最初にすることは、盗まれた財布に入っていたクレジットカードや銀行カードをストップさせることです。クレジットカードや銀行の盗難窓口に連絡をし、全てストップさせましょう。海外での盗難の場合、クレジット機能のない日本の銀行カードは、泥棒が興味を示さない場合が多いのですが、念のためロックしておきましょう。

スマホをロックする。

スマホの中身を見られて、勝手にアカウントを操作されるのを防ぐために、スマホをロックしましょう。スマホをロックするための対策は後述します。

GPS機能などがあれば、GPSを使って、犯人がどこにいるか分かるかもしれません。この場合、犯人を自力で追求することはせず、かならず地元の警察の協力を仰ぎましょう。相手が危険な人物な可能性もゼロではないので。

また、日本のスマホで、お財布携帯などの機能がある場合は、契約会社に電話してその機能もストップさせましょう。

地元の警察に行く

周囲の人の協力を仰ぎながら、地元の警察へ行き、盗難に遭ったことを伝えましょう。遅い時間でも警察は開いていますので、とにかく行きましょう。混んでいる場合は、手続きが終了するまでに数時間かかる場合がありますが、仕方がありません。

地元の警察では、盗まれたときの状況や、盗まれた物などを報告するとともに、最後に、盗難証明書を発行してもらいます。これは、契約している旅行保険が適用されるために必要なものなので、忘れないようにしましょう。

また、念のため、連絡の取れる連絡先を警察に知らせておきましょう。というのも、盗まれたものの一部が案外戻ってくる場合があるのです。

パスポートや財布の入ったバッグをまるまる盗まれた友人のケースですが、帰国した後、数ヶ月して地元の領事館がから連絡があり、発見されたバッグの中身の一部を送ってもらえたということがありました。もちろん日本までの送料は個人負担でしたが。

領事館・大使館でパスポートを再発行してもらう

パスポートがなければ、飛行機に乗ることができないので、早急に地元の大使館や領事館へ行ってパスポートの再発行をしてもらう必要があります。ただし、パスポートの発行には通常1週間程度かかるために、帰国日までに間に合わない場合は別途、「帰国のための渡航書」を発行してもらう必要があります。

とはいえ、この渡航書の発行にも1~3日程度かかることがあるので、帰国前日や当日に盗難にあった場合は、飛行機の変更をしなければいけなくなる可能性が高いです。

日程変更可能なチケットであれば、そのまま変更。そうでない場合も、海外旅行保険でチケットの変更料が保証されるか確認をして予約の変更を行ないましょう。

盗まれたものが戻ってくる?可能性を増やすために

一度盗まれたものが戻ってくる?はっきり言ってその可能性は低いです。でも、ゼロじゃないです。その可能性を少しでも増やす前に事前にできる対策があります。しかも、それは、盗まれた際の対策にもなりますので、ぜひ行なっておきましょう。

旅行に行く前に保険の加入を忘れずに

海外旅行の際には、旅行保険に加入し、携行品損害を付けるようにしましょう。最近では、クレジットカードに旅行保険が付随している場合がありますので、手持ちのクレジットカードに旅行保険が付いているか今一度確認しましょう。

クレジットカードに旅行保険が付いている場合にも、適用に条件のある場合があります。たとえば、その旅行に行く交通手段の決済(新幹線や飛行機、バスなどの料金)をその会社のクレジットカードで行なっていなければならない、などの条件があったりするのです。カード会社によって条件が異なりますので、事前にしっかり確認しておきましょう。

クレジットカードに旅行保険が付いていない場合は、海外旅行の際には、専用の旅行保険に加入しておくのが無難です。出発する日の空港で加入できる旅行保険もありますので、万一忘れてしまった場合は、早めに空港に行って手続きするといいでしょう。

現金・小切手

残念ながら、現金や小切手が戻ってくる可能性は限りなくゼロに近いです。また、海外旅行の盗難保険でも保証されていないはずです。なので、人混みの多い場所へ行く際には、現金の携行はなるべく少なくしましょう。

日本人は高額の現金をもって海外旅行に行く人がいるようです。以前、スペインのテレビでドキュメンタリーを見ていた時に、ルーマニア人のプロのスリが、今まで一度のスリで一番儲かったのは、日本人旅行者から盗んだ200万円相当の現金だ、と言ってるのを聞いたことがあります。例えば、バルセロナの街角に立つ多くのスリはプロです。わざわざ他国からスリをしに出稼ぎに来ている人が多いです。スリで大量に稼いで、自国に大御殿を建設したりするんだそうです。そういう人の良いカモにならないよう気をつけましょう。

スマホ

スマホが戻ってくる可能性は低いです。でも、現金ほど低くはありません。GPSでの追跡などを恐れて途中で捨てるという場合もあります。その後警察にスマホが拾われて持ち主の元に戻ってきたというケースを聞いたこともあります。でも、あまり期待しないでください。

また、旅行保険の対象になりますので、かならず警察での盗難証明を忘れないようにしましょう。

盗難ロックやGPSなどのスマホ対策を

スマホの悪用を防ぐためにも、事前に盗難ロックやGPSの機能をオンにしておきましょう。私のスマホソニーXperiaつまり、アンドロイドです。アンドロイド端末がGmailに関連付けられていれば、Andoroidデバイスマネージャーというアプリを使って、遠隔でスマホをロックしたりGPSスマホの場所が分かったりします。

日本のスマホについては、私はあまり詳しくないので、こちらのリンクをご参照くださいませ。

japan.norton.com

写真などの大切なファイルはクラウドサービスに

スマホを盗まれてしまって痛いのは、これまで撮りためておいた写真が全てなくなってしまうこと。それを防ぐためにも大切な写真やビデオ、ドキュメントなどは、クラウドサービスにバックアップを取っておきましょう。私は、ドロップボックスの有料プランを使っています。月々1200円ですが、1TBまで容量が利用できるので、スマホのデータもPCのデータも、ワードプレスのホームページのデータも全て、自動でバックアップが取れるのでとても便利です。クラウドサービスは、ドロップボックス以外にも、Google DriveやOne Driveなどいろいろありますので、一つアカウントを持っておくと便利です。

カメラ

カメラが海外で盗まれてしまった場合は、残念ながらカメラが戻ってくる可能性はかなり絶望的です。ただし、海外旅行保険での携行品損害の対象にはなるので、保険に加入していれば、購入費用の一部は取り戻せます。

また、日本国内の場合、カメラの下取り屋さんなどは盗難品を販売するのを防止するために、下取りに出されるカメラのシリアル番号のチェックを行なっています。このため、盗難された高価なカメラを売りにだそうとしたのが、シリアル番号で判明したということがあります。

なので、事前にカメラやレンズのシリアル番号は控えておくと万一の時に役にたつかもしれません。

とはいえ、海外ではカメラのシリアル番号をいちいち調べているところは少ないと思うので、盗まれてしまった場合は、泣き寝入りとなるのが圧倒的でしょう。

財布

実は案外、財布は戻ってくる可能性が高いです。ただし、現金やクレジットカードを抜かれてのうえですが。

私もスペインで財布を二度スられましたが、2回とも、お金とクレジットカード以外の財布の中身はまるまる返ってきました。日本の銀行カードやポイントカード、病院の診察カード、保険のカード、スペインの写真入りIDカードまでそのまんま入っていました。盗まれてから1ヶ月後に、警察から連絡があり、郵送で、あるいは、直接警察署へ取りに行く形で受け取りました。

どうやら、プロのスリというのは、現金以外興味がないようなのです。だから、現金を抜きとった後は、財布をその辺に捨ててしまう。それを誰かが拾うなり、警察が見つけるなりして、中に連絡先が入っていると、持ち主本人に連絡があるのです。 

財布に住所と名前が書いてある紙を入れておく。

こういった事態を予測して、財布などに住所や名前が書いてある紙や身分証明書を入れておくのもありです。拾った人や警察が持ち主に連絡できる手段を入れておくといいでしょう。

財布に赤ちゃんの写真を入れておく。

また、これは本当か分かりませんが、どこかの調査で、財布に赤ちゃんの写真が入っていると、その財布が持ち主の元に戻る確率があがるというのを見たことがあります。赤ちゃんの顔をみてスリが同情するのでしょうか。拾った人がぜひとも届けたいと思うのでしょうか。なので、財布に赤ちゃんの写真を入れておくというのもありです。

クレジットカード会社の連絡先は事前に控えておく。

また、これこそ重要ですが、旅行に行く前に、手元にあるクレジットカードや銀行カード、スマホの会社などの盗難時の連絡先を控えておくといいでしょう。今は、盗難に遭ってからでも、ネットなどですぐに調べることができますが、盗まれた場所に常にネット環境があるとは限らないし、動揺している時に検索するのも焦るし。事前にリストにしておくと、リストからどんどん連絡できるので、手続きも早く済みます。

バッグごと盗まれてしまった場合も想定して、連絡先の電話番号はスーツケースなどにも入れておくといいでしょう。 

最後に

以上、旅先で盗難に遭っても慌てない対策について紹介してきました。

もちろん、一番の対策は、盗まれないようにすること。旅先では気を引き締めて、人がたくさんいる観光地では、常に自分の持ち物に注意して、怪しそうな人がいたらきちんと目を光らせることです。

これから楽しい旅行に行く、というときに、脅かすような記事を書いてしまってスミマセン。でも、準備は万全な方が、何かあった時に落ち着いて行動できるし、旅も楽しめると思うので、少しでも参考になれば幸いです。